2010年11月7日日曜日

リスクヘッジとなるデリバティブ取引

投資を行っていると色んな言葉があり、困惑してしまうことがあります。

今回、リスクヘッジについて調べていると『デリバティブ取引』というものがありました。

デリバティブ取引というのは、現物取引や債権取引などのリスク回避として開発された金融商品のことなのです。

そういわれると難しく感じてしまいますが、皆さんが知ってる投資や取引がデリバティブ取引として開発されたものということもあるんですよ。

代表的なところとしては、最近注目の日経225先物やTOPIX先物などの先物取引もデリバティブ取引なんです。

FXのデリバティブ取引として、通貨先物取引というものもあるのです。

また、投資の勉強をするようになってよく耳にするようになったスワップ。

これも、スワップ取引としてデリバティブ取引のひとつなのです。

最近流行りだからと資産運用を始めた人の中には、デリバティブ取引だとは知らずに始めた人も多いのではないでしょうか。

しかし、デリバティブ取引がリスクヘッジとして生まれた金融商品ならばと安心してはいけません。

デリバティブ取引はリスクヘッジとされるほどのメリットもありますが、その反面デメリットもしっかりあることは知っておかなくてはいけません。

デリバティブ取引にはレバレッジ効果のように少ない資金で大きな利益を狙えるというメリットがある反面、その反動も実に大きいのです。

大きな利益を狙ったぶんだけ被る損失も大きくなってしまう可能性もあることから、リスク率が高くなってしまうこともあるのです。

原資産から派生した取引なので、デリバティブ取引といっても抱えるリスクは原資産が抱えるリスクとなんら変わりないのです。

大手企業などでも、デリバティブ取引での大きな損失を出している事例も多数あります。

決してリスク回避のために開発された商品だからといって侮ってはいけません。

お金が動く以上は必ずリスクもあることを念頭において、無理な取引だけはしないように気をつけてください。

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