2011年1月6日木曜日

投資における射幸心

射幸心という言葉があります。

それは「幸運を射止める心理」と定義されます。

辞書などで調べると「自分だけ得したい、楽して得したいと言う心理状態」と書かれています。

「他の人よりも成績上位になりたい」

「他の人よりも金持ちになりたい」

そんな心理状態と言われます。

他人よりも優位に立ちたかったり、利益を得たかったりする心理は誰にしろ存在します。

一般的に「射幸心」という言葉はギャンブルに置いて使われたりします。

射幸心が強い状態だと、冷静な判断を失います。

競馬などでは大穴の一点狙いなどに走ってしまい、パチンコなどには多額の投資をします。

「得を出来る」となにも根拠がなく思いこんでいる状態、が射幸心の強い状態と言えます。

投資の世界でも射幸心は大きな障壁として存在します。

仮にFXなどで一時的に利益を出した状態になっても、「この間は利益が出たから」とリスク無視で無茶な投資にはしってしまいます。

投資の世界では自分の状況はもちろん、市場も冷静にとらえなくてはなりません。

リスク管理が最も重要になるので、ヒートアップした射幸心の強い状態は正に危険な状態と言えます。

自分の心理状態をコントロールするのは非常に難しい事だとは思いますが、投資ではそれが求められます。

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