2010年6月4日金曜日

流通市場のあれこれ

先日面白い質問を受けました。

その質問とは、

「東証、ジャスダックなど株式市場は数種類ありますが、上場した企業はどのようにふりわけられるのですか?」

というものでした。

確かにそのような疑問を抱くかもしれませんので、今回お話しさせていただきます。

日本には3大取引所と呼ばれる「東京・大阪・名古屋証券取引所」の他に、地方取引所である「札幌・福岡証券取引所」があり、新興取引所のジャスダック証券取引所、東証マザーズ、ヘラクレスなどがあります。

上場しようと決めた企業は、これらの株式市場のうちどの取引所にするかを選んで上場するのです。

つまり、振り分けられるのではなく選んで上場するというわけですね。

恐らく上場を決めたどの企業も、東証に上場したいと思っているでしょう。

しかし東証に上場するには、時価総額や純資産、利益などに関するかなり厳しい条件があるので、簡単に東証上場は叶いません。

また、仮に東証に上場できたとしても、その後のチェックや審査などの厳しさは続行しているので、経営状態によっては上場廃止になることも考えられるのです。

ということは、東証一部に上場している企業の業績は、比較的安定しているといえ、市場の特性も投資け銘柄を選ぶ基準にもなるのです。

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