今回はそのうちのひとつ、「為替差益」についてです。
この方法は為替レートの変動を利用して売買を行うものです。
例えば、1ドル=100円の時に円を売ってドルを買うとします。
この状態を「ドルの買い持ち」といい、持ち高のことを「ポジション」と呼びます。
為替レートが1ドル=120円に上がった時(ドル高/円安)にドルを売って円を買い戻します。
すると差額20円が利益となるのです。
またFXには「買いポジション」の「安く買って高く売る」というものと、「売りポジション」という「高く売って安く買い戻す」というふたつの売買方法があります。
相場の動向に合わせて、買いと売りの両方からポジションを持つことが可能なのです。
この買いと売りのポジションの違いを理解することが、FXにおける最初の第一歩となります。
他の外貨投資では、円高から円安へ向かわなくては利益が出ない仕組みですが、FXの場合は円安・円高どちらでも利益を出すことが出来る投資なのです。
タイミングとしては、為替相場が上昇すると思う場合には「買いポジション」、相場が下降すると思ったら「売りポジション」を持つと良いでしょう。
最初は慣れないでしょうが、「チャート」という相場の値動きを表したグラフを見ながら考えてみると、わかりやすいと思います。
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